夜になると眠くなり、朝になると目覚めるのは、いわゆる「体内時計」によって生体リズムがコントロールされているからです。
健康な人間を、時間の分からない状況で生活させても、おおむね25時間周期で規則正しく眠り、目覚めます。このことから、人間の眠りと目覚めは体内時計の働きによって引き起こされていることが分かります。
もっとも、人間の意思の力で早めたり遅くしたりしようとしても、目覚まし時計の針を合わせるように簡単にはいかないですね。
{関連サイト}目覚まし http://beautyful-health.com/archives/294
体内時計は、体温の変化などをつかさどる自律神経系やホルモンの分泌をうながすホルモン系など、さまざまなシステムと複雑にからみあいながら、リズムをきざみ、睡眠をコントロールしているからです。
体内時計の本体は、脳の奥深くにある「視交叉上核」であると考えられています。ここが眠りと目覚めのタイミングをカラダに伝えるのです。
たとえば体温は、視交叉上核からの信号によって午後にもっとも高くなり、明け方にもっとも低くなります。
まーとにかく良い目覚まし時計を買いたいものです。寝具には、お金をかけるだけの価値がありますね。