不妊症治療は夫婦で一緒に原因を調べて実施する

不妊症治療は夫婦で一緒に原因を調べて実施しないと意味がありません。やはり夫婦がひとつの単位なのです。

受精卵ができさえすれば妊娠できる、と考えている人がまだまだ多いようです。検査の結果、「男性の少し精子の数が少ないようです」と診断されると、自分自身の問題をまったく考えない女性が多いようです。

しかし、妊娠の過程は、そのほとんどが女性側の手に委ねられているのです。ご夫婦両方にいくらかずつ問題がある組み合わせは、一般に少なくありません。

不妊症治療において、男性側に相当な問題があっても、女性側がご自分にある問題を積極的に解決しようとされる姿勢さえあれば、一見絶望的と考えられるケースで妊娠することもよくあります。

ある不妊症原因の例では、男性の精子濃度が終始300万程度であった妊娠例がありました。女性側にも子宮内膜機能不全があり、初期の子宮内膜症も認められました。内臓下垂体型の弱々しく見える婦人でしたが、7年の不妊のあと、通院3ヵ月目に妊娠されたのです。

医学の常識から判断して、とても無理だろうという方の妊娠に遭遇することは多いのです。改めて人間の妊娠の不思議さを痛感させられるのです。

長年不妊症だった人が自然妊娠できた方法を参考にしてみましょう。

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