人に飛びつかないことを犬に教える

人に飛びつかないことを犬に教えるには、ごほうびで誘導して飛びつきと両立しない行動を定着させるのが一番よいです。こうした手法を逆(桔抗)条件付けといいます。

例えば飛びつくと同時にオスワリをすることはできないです。また噛むオモチヤで遊んでいる時、マットに横になっている時、あるいは来客の食べ物をねだっている時に、壁をガリガリ引っ掻くことはできないし、車を追いかけている時にはアイコンタクトをとることもできないです。

このように、この手法は無限に応用が可能になります。逆(桔抗)条件付けは単独で行ってもよいですし、別の手法と組み合わせてもよいです。

ただし罰を伴うトレーニングを行う場合は、必ず逆(桔抗)条件付けと組み合わせなくてはならないです。罰を単独で用いても一時的に行動を抑制する効果しかなく、しかもその効果さえ確実なものではないからです。

要求する犬のしつけ 

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