パニック障害者の不安の表現

パニック障害で精神的に苦しいときに甘えることのできる人が身近にいればとても楽です。

甘え上手の人はいいのですが、甘えるのが下手な人とか、中高年の男性のように甘えることが社会的に受け入れられがたい人の場合、甘えることの代わりに周囲の人たちに強い攻撃性でもって「甘え」を表現する人がいます。

たとえば相手に激しい口調で迫ったり、無理難題を言ったり理に合わないことを言ったりするのも同様です。

ただし、攻撃性や敵意性を表現しているパニック障害の人に対して、甘えという形の攻撃性、敵意性であることを指摘すると、大変なことになりますので注意しましょう。

パニック障害発作・不安恐怖症の治し方!

不安にもとづく強迫的な訴えや確認行為で不安を表現する・・

パニック障害の不安が強くなると、「もし○○だったらどうしよう……」と考えがちになり、確認行為が増えることがあります。何度も確認しないと落ち着かない場合、その裏にはかなり強い不安の存在が疑われます。

たとえば外出後、ガス栓を閉め忘れたのでは? 鍵をするのを忘れたのでは? と不安感がよぎり、確認しないと不安が一掃されない状況も同様です。

重要な書類を提出した後に、「○○をするのを忘れたのでは……」などと不安感を感じる場合も同様です。

パニック障害における不安障書のなかでは、強迫性障害)に発展することがあります。

不安の対象はわからないが、漠然とした不安を感じることはできる・・

自分自身が不安を抱えていることはわかりますが、いったい何が不安なのかはわからず、漠然とした不安だけを感じることができます。

不安障書のなかでは、全般性不安障害に発展することがあります。

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